オロット―エステバン・エスプニャは、塩漬けハムや腸詰の加工を専門とするアメリカのパタネグラ有限責任会社の所有者から、スペインのパタネグラジャン有限会社の20%近くを買収しました。この投資によって、エスプニャは、パタネグラのアメリカの系列会社の製品ポートフォリオに自社商品を含めることが可能になり、合衆国に対して輸出が可能となったのです。

パタネグラジャン有限会社の株主としてエスプニャが加わることで、産業技術面での改善をアドバイスすることや生産プロセスの改善も可能になりました。また同時にエスプニャは、自社のスペイン製品をアメリカ市場の特別なプロセスにスペイン工場でアダプトさせることが出来るようにするための知識を直接得ることが出来るようになるのです。

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エステバン・エスプニャのマネージャーであるチャビエル・エスプニャによると、「合衆国は、当社の国際化戦略における優先的な目標でした。なぜならば、ニューヨークのメトロポリタン地域やその近隣の、影響が及ぶ地域だけでも、4千万人以上のポテンシャルのある市場を抱えているからです。」

国際市場、発展戦略におけるキーポイント

国際市場、発展戦略におけるキーポイント

パタネグラ有限責任会社が提供するバラエティーに富んだ商品のオリエンテーションは、エスプニャのものに良く似ています。アメリカの企業では、高品質で添加剤を使用しない製品(オールナチュラル)を使って、グルメ市場におけるブランドのポジショニンの獲得のために投資を行いました。パタネグラの株主に加わることで、エスプニャはその経験を分かち合い、商品のシリーズを補足を加えると共に、プロセスの改善に必要なアドバイスが可能となりました。